仏事の基礎知識
お墓のきまり
お墓は個人のものであっても公共性があり、私達の生活にかかわっていますからお墓についてのきまりがあります。
ここでは埋葬、改葬について簡単にご説明致します。
埋葬は死体を土中に葬る事、火葬は焼骨にしますが、いづれも死後二十四時間を経過してから行わなければなりません。
埋葬や焼骨の埋蔵は、墓地以外の区域に行ってはなりません。
埋葬、火葬、改葬を行おうとする着は市町村長の許可を受けなければなりません。
許可証の交付は、先ず初めに市町村長に申請書を提出してこれを受ける事になっています。
(これらの用紙は市町村役場に備え付けられています。)
改葬、お墓の移転
届出は市町村長へ移転先の墓地受入証明をとり、改葬許可申請書とをあわせて提出して許可を受けます。
お墓を移転する時は、今迄お世話になった菩提寺に挨拶し墓地に手を入れる時にはお坊さんにお経をあげてもらいます。
墓石の処理や移動については、お坊さんや石材店、管理者によく相談する事が肝要です。
菩提寺に永い間霊の供養をしていただいたお礼にお布施として、感謝の気持を表わします。