仏事の基礎知識
供養について
私達は、今日本が経済大国といわれ恵まれた生活環境の中で毎日を送って居ると思いますが、その恩恵はご先祖様のお陰であると言っても過言ではないと思います。
ですから、ご先租様をうやまい感謝し、その気持ちを真心をもってかたちに現わし実行する事が供養であると思います。再供養のかたちもいろいろありますが、日常では亡くなった祖霊の位牌を仏壇に安置し、朝夕の礼拝、命日の法要、お盆、お彼岸、祥月命日には寺院へお参りしお坊さんにお経をあげてもらい、お墓に供物やお花をあげ、お塔婆を立てて霊の冥福を祈ります。
造塔供養はお墓を建立する事です。お墓は祖霊永眠の聖場であり、私達との魂のふれあいの場所でもあり、又一族永久のきずなの場所でもあります。
お墓を建てお参りすることによって、心やすらぎ満たされ明日への生活の糧ともなります。
この他供養のかたちとして、お経を書き写す「写経供養」仏像を造る「造仏供養」お寺を建立する「造寺供養」等があります。