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お彼岸 |
お彼岸とは?
お彼岸は今ある自分を育ててくれたご先祖様に感謝し、供養する日
お彼岸とは、正式には「彼岸会」といいます。由来は、彼岸、「向こう岸」、仏の世界を意味する言葉です。向こう岸とこちらには河が流れており。河の水は、(煩悩)「迷い」という大きな力で、渡ろうとする人を押し流しています。では、河を渡るには、仏教では六つの行い(波羅蜜多行)を行えば河を渡ることができると教えています。 |
布施 |
他人の為に尽くす |
持戒 |
悪いことをしないで善いことをし人間らしく生きること |
忍辱 |
不平不満は言わずに耐える |
精進 |
努力して励む |
禅定 |
心の静けさを失わない |
智慧 |
ありのままの姿、真実をみつめる |
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お彼岸の時期
お彼岸の時期は年に2回
春・3月21日頃の「春分の日」をはさんだ前後3日間ずつの1週間
秋・9月23日頃の「秋分の日」をはさんだ前後3日間ずつの1週間 |
お彼岸のお供え物 |
お彼岸お供え物といえば、ぼたもち・おはぎ
春はぼたもち・秋はおはぎとされていますが、実は同じ物です。
季節の花に関連して、春は「牡丹」、秋は「萩」にたとえられています。
砂糖もお米もたいへん貴重であった昔は、それを先祖に供えて供養し、
人々にお分けするということは功徳を積むことだったのです。 |
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お盆のように特に決まりはないので通常のお供え物にぼたもち、おはぎと
季節のお花などをお供えしましょう。 |
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お家でのお彼岸
お家でのお彼岸の過ごし方は、仏壇や仏具のお掃除をして、ぼたもち・おはぎをお供えし供養をします。 |
お彼岸のお墓参り
お彼岸の時期にお寺では、「彼岸会」をしていることが多いので、正式な法要をするのもよいでしょう。時間がない場合でも本堂にお参りをし、あとは通常のお墓参りをしてご先祖様の供養をしましょう。 |