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有限会社小島石材店 〒221-0851 神奈川県横浜市神奈川区三ツ沢中町18-2
工法名 | 外構の構造 | 美観・兆候 | 密着度 | 工期、費用 |
【貼り石】 表面を削って、薄い大谷石の板を貼ります |
× 石を削るので、大谷石の厚みが薄くなり、外構としての機能が低下します。板の重量も負担となります |
○ 貼り石のため、綺麗に見えます。亀裂等、長期的変化が見えにくい。 |
△ 下地と貼り石間はモルタルと金網のため、密着度は低い。 |
× 貼り石厚分削り込み→モルタル等による貼り石。工期が長く、費用も高い |
【左官】 表面を削って、金網+モルタルで仕上げます |
× 石を削るので、大谷石の厚みが薄くなり、外構としての機能が低下します。モルタルの重量も負担となります |
△ 打ちっ放しのように見えます。 亀裂等、長期的変化が見えにくい。 |
△ プライマーや金網のため、密着度は低い。 |
× 浮き石除去→モルタル等による左官 何層にもなる作業で工期が長く、費用も高い |
【塗装】 表面にアクリル樹脂を吹き付けます |
○ 石を削りません。塗料のため、大谷石への重量負担はほとんどありません。別途、下地剤が必要です。 |
△ 塗装の無機質な仕上がりになります。 亀裂等、長期的変化が見えにくい。 |
△ 大谷石の表面上に塗装膜を形成するのみで、下地へ浸透せず、一体化形成できない。 |
△ 浮き石除去→ 高圧水洗浄→ 不陸調整→ 吹き付け塗装 工期はやや長く、費用は高い |
【ストンコート】 表面を高圧水洗浄で洗い、綺麗な石面のまま、ストンコートで硬化させます。 |
○ 石を削りません。 下地材を用いず、直接塗ります。 塗料のため、大谷石への重量負担はほとんどありません。 |
◎ 透明のため、石の風合いはそのままです。また、亀裂等、石の長期的変化が目に見えますので、早期対策が可能。 |
◎ 大谷石の多孔に浸透し、内部の湿気と反応して硬化するため、表面全体が強固な一層となります。 |
◎ 浮き石除去→ 高圧水洗浄→ 目地入れ→ 塗布 工期が短く、費用も安い |
貼り石や左官工法は、住宅や土圧を支える大事な大谷石の表面を削るため、肉薄になり、結果として外構構造自体を弱めてしまいます。貼り石やモルタル自体が削った分の代わりにはなりません。
ストンコートは、石を削らず、石の風合いそのままに、大谷石の表面を強化して、これ以上風化で肉薄にならないように施す最善の工法です。
なお、大谷石の積み替えは建築基準法(高さ制限有)に適合しておりませんので、工法に記しておりませんが、費用は当然高くなります。
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